ジャムの秘密
2010-02-05


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とーちゃんが夜なべをして、リンゴジャ〜ム作ってくれた〜♪
子供ら!感謝して歌わんかい!

正月作ったリンゴジャムが、好評で子供らにせがまれて又作りました。

ジャムは意外と簡単なので、ちょくちょく作ります。
イチゴ、オレンジ、レモン、はっさく、キウィ、ブルーベリー等々
調べながら自分で作ると色々と分かってきます。

●ジャムは何故腐りにくいか?
腐るのは微生物の働きで、微生物が活動するには水分が必要です。
砂糖には、水分の動きを妨げる働きがありますので、
糖分濃度65〜70%で微生物の活動はほぼ停止すると言われています。
さらに100度を超えた、高温で作られるため滅菌され密封するのも保存が利く理由です。

●ジャムは何故固まっている?
砂糖の粘りだと思っているかたも多いみたいですが…
実は、果肉の中にペクチンという糖と水と熱でゲル化する物質によるものが入っています。
特に柑橘系には多く、イチゴにレモン果汁を加えてジャムを作るのは固める為なんですね。
ちなみに、ペクチンはのゲル化には103度ぐらいにする必要がありますので、砂糖を入れたら強火で煮ないと煮詰まるばかりで上手く固まりません。

●作ると安いか?
安い商品と比べると微妙ですが、安いと思います。
イチゴだと2箱(8パック)で市販の標準サイズの瓶が7〜8ヶぐらい、
安いパックで、¥150×8+150(砂糖)+200レモンでおよそ¥1600…¥220/瓶。
今回のリンゴで、¥100×4+100+100で5瓶チョイぐらい、¥130/瓶。
光熱費、手間は別ですが、この味ではお得でしょう!
オレンジ(マーマレード)は、メチャクチャ沢山出来るのでかなり安いですが…手間かかるんだな〜。

●市販のジャムは・・・
¥100〜150で売っているのは??
安いイチゴジャムのブツブツ(種)みれば分かりますが、果肉が気持ち程度しか入っていません。
色も均一で薄いですね〜、雰囲気もほとんどゼリーです。
想像ですが、大量の砂糖とペクチンに気持ち程度のくず果肉と甘味料・着色料・保存剤でしょう。
たぶん遠からずと思います。
高い商品は手作り同様の果肉量やこだわった果物から作られているのでしょうが、保存性を考えて砂糖が多くかなり煮詰めていますので、手作りの味には及びません。

とにかく作ってすぐ食べる、手作りのジャムは美味い!
とくに、保存性を無視して砂糖少なめで煮詰めない柔らかいのは絶品ですね。
イチゴ・リンゴはめっちゃ簡単なんで是非試してみてください。

以前の記事リンク
 ルビー色の誘惑(イチゴジャム)



今回はリンゴジャム
・リンゴ果肉4ヶ分(850g)
・白ワイン100cc
・グラニュー糖550g
・レモン1ヶ分
・シナモンパウダー少々
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@リンゴをスライスする。(スライサー使用)
すり下ろし作るとベビーフードに見えるので、形有るスライスに。
A鍋に入れ、レモン果汁とワインで煮込む
水でもいいし、赤を少し混ぜると色が付きます。

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[食べ物]

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